さる6月29日、インドから来日中の超カースト吟遊詩人 「バウル」を迎えての総合文化学科主催のレクチャーコンサートは成功のうちに終了しました。
メンバーはインド人三人と日本人一人の計四人からなり、主催者の二人と併せて六人が来校されました。濃いオレンジ色のインド服を着た彼らが、A棟前のバス乗り場に立っている姿は、インドの旅芸人が初めて和光大に第一歩を記した記念的瞬間だったのです。
宣伝期間が短かったこともあって、参会者は四十人前後で、Jホール会場ではちと寂しい趣きも感じられましたが、そこは海千山千の楽士軍団。マイクなど一切使わずに、生の楽器演奏と歌声だけで、集まった聴衆を虜にしてしまいました。
学外からの参加者も多く、南アジア関係者だけではなく、小さな子ども連れのお母様方の顔がたくさん見えました。親子そろって、この和光大でインドの芸能を身近に堪能できたことを感謝されました。
短い時間の中で、楽士の皆さんは消化不良気味だったようで、場所を移しての懇親会では、楽器と踊りがとまりませんでした。
本学生でフラメンコの達人が、恥ずかしげに手拍子に加わっていたと思ったら、次の瞬間には一緒に踊っていました。子どもたちは、楽士が身につけていた貴石の首飾りをさわらせてもらっていました。
大入り満員ではありませんでしたが、この催しを本当に必要としている人が必要なだけ集まって、非常に内容の濃い空間を作っていました。事務方のあたたかい協力があったからこそ実現したことはいうまでもありません。
バウルが来校して気がつくとあっという間に6時間がたっていました。旅芸人たちは次の国をめざして帰って行きました。
私たちに残された仕事は、フィールドワークの資料作り。映像や画像を編集してプレゼンや保存用の資料を作る作業 が終わって初めて、このフィールドワークに幕がひけることでしょう。
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