昨年12月に開催した「和光大学オキナワ映画祭」は、参加者数は少なかったですが、貴重な体験となり、多くの収穫と課題を得ることができました。
お気づきのように、4日間の映画祭の中で20日のBプログラム「帝国と棄民たち」だけは、非オキナワ映画となっています。上映したのは、今村昌平のドキュメンタリー『未帰還兵を追って・マレー編』(1971年)・『からゆきさん』(1973年)と映画『女衒 ZEGEN』(1987年)の3本でした。
「世間が高度経済成長に浮かれる七〇年代初め、「棄民」たちの影といきざまを執拗に追い求めた映画人がいた。今年世を去った今村昌平監督入魂のドキュメンタリーと劇映画による挑発」(パンフレットより)。
今回の上映作品は、今村昌平<棄民シリーズ>一番の傑作『からゆきさん』と村岡伊平治の半生を描いた『女衒』(主演は緒方拳・倍賞美津子)に、新しく熊井啓監督の『サンダカン八番娼館・望郷』(1974年)を加えました。
山崎朋子のノンフイクションの映画化で、主演は栗原小巻・田中絹代・高橋洋子です。(数シーンながら水江滝子が出色!)
上映後は、「帝国と棄民たち」をめぐるフォーラムを行ないます。早春の一日、みなさま、ぜひお気軽にご参加ください。(ご案内ちらしより・山本ひろ子)
■日時 2007年3月10日(土)
■場所 和光大学J-104教室
■プログラム
《セッションⅠ:上映会》
12:00 『からゆきさん』(今村昌平監督、1973年、75分)
13:25 『女衒 ZEGEN』(今村昌平監督、1987年、124分)
15:45 『サンダカン八番娼館・望郷』(熊井啓監督、1974年、121分)
《セッションⅡ:フォーラム「帝国と棄民たちをめぐって」》
18:00 提題:山本ひろ子
フリー討論
■配布資料
①山本ひろ子「帝国と棄民たち1」(『みすず』3月号)
②同「帝国と棄民たち2」(『みすず』4月号、原稿)
③レジュメと資料
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