「日本を歩く」では、「土佐・物部フィールドワーク」の第二弾として、7月16日(日)に物部のおとなり赤岡町で毎年行なわれている「絵金祭り」を訪れます。
飛び散る血しぶき、崩れ落つ生首。絵金とは、絵師=金蔵の通称で、幕末の土佐で庶民の祭礼のために芝居絵を描いていた異端絵師です。泥絵具による鮮烈な色彩によって、歌舞伎の物語を一枚の屏風に表現する絵金の芝居絵は、民衆の圧倒的な共感と支持を得ていたといわれています。
わたしたちが訪れる赤岡町の絵金祭りは、日も暮れたころに絵金の屏風絵を町の通りに並べ、蝋燭の灯りで眺め歩くというもの。この屏風絵は、祭りのとき以外は見ることができません(!)。
ふだんは静かな「日本一小さな町」も、このときばかりは人でむせ返ります。庶民のために描かれた絵金の芝居絵は、祭りのなかで見てこその魅力があります。
翌日は物部に向かって絵金にまつわる史跡を探訪(予定)。
さまざまの視角から絵金を考えてみようと現在企画中です。
COMMENTS
奥山富山さん
イメブンには、シャステルの名著『グロテスクの系譜』を訳された永澤峻センセイがおられることをお忘れなく。安易に「グロテスク」なんて使うと叱られる!? どうですか、永澤せんせーい。
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