文化史としての美術史A
【授業テーマ】 美術作品に関する「物語」(ヒストリー、歴史)を文化全体の流れのものに易しく話してゆく授業である。具体的な対象としては、ヨーロッパのルネサンスから近代までの時代の重要な美術作品を取り上げていく。
【授業計画】 簡潔な配布資料を配りながら、スライド・ヴィデオでヴィジュアルなかたちで文化史としての美術の流れを丁寧に紹介してゆく。
東西イメージの交流
【授業テーマ】 古代から現代までの東・西世界に渡るイメージの交流の興味深い例を辿ってゆく。こうした事例として、ローマから正倉院に至るシルクロードを経由しての文物の交流がすぐに思い浮かぶが、さらに近・現代の興味深いイメージの交流史を辿ってみる。
【授業計画】 スライド・ヴィデオで具体的なかたちで東西世界におけるイメージ交流の幾つかの過程を提示する(古代ではシルクロード、近代ではジャポニズムなど)とともに、それらの文化的な歴史を簡潔にまとめた配布資料を配り、丁寧に説明し、検討してゆく。
フィールドワーク・自由研究
【授業テーマ】 フィールドワーク“Fieldwork”とは、主として実地調査/現場調査を指すが、あらゆる場面を調査・研究の対象とすることができる。つねに〈いま=ここ〉を研究の場となすことが出発点である。
【授業計画】 4月のオリエンテーション(提示)に必ず出席すること。そこで全体計画を明らかにする。→5月中旬に計画書の提出と面接をおこない、→7月中旬までに最終案を決定する。その間に教室での授業をおこなわないが、くりかえし集合の提示をし面談をするので、情報を逃さないようにすること。
【後期授業計画】 →10月中旬に夏季休暇中の報告を集め、そこから追加調査の要求や方向転換の承認などをおこなう。→12月に冬期休暇中の計画についての面談をおこなう。1月から2月にかけて(年次別に)最終面接をおこなう。面接が不足の場合は評価しないので、注意のこと。
ヨーロッパの文化と歴史
【授業テーマ】 新たな世紀を迎え、これまでのわが国の西洋文化を移入してきた経過を見直しながら、学生諸君が新鮮な気持ちでヨーロッパの文化と歴史を検討できるゼミナールとしたい。この問題に興味ある学生諸君が意欲的に、また楽しく自らのテーマを深めて欲しい。
【授業計画】 受講登録した学生諸君のディスカッションによって、皆で討議するテーマや全体で楽しく講読できる本を決めて、持続的に議論し、ゼミ員の相互の理解を深めてゆく。この間にゼミ員全体で都内で開かれている興味深い展覧会に出かけるようにしたい。
【後期授業計画】 前期の試みを継続しながら、卒業年次生がそれぞれの選んだテーマの発表を行い、その発表を聞きながら、三年生以下の学生諸君も何らかの形で自分の興味を持っている問題について発表する。この間にも可能な限り展覧会に出かけるようにする。
神々は死なず
【授業テーマ】 ギリシア・ローマ神話を絵画や彫刻などの造形作品から辿ってみると、どのような事柄が浮かび上がってくるだろうか?とかく記述された文書上の物語に従属し、挿絵化したもののように思われがちな画像による神話イメージの独自性を読み解き、明らかにしてゆく。
【授業計画】 スライド・ヴィデオでギリシア・ローマ神話を描き出した絵画・彫刻を見ながら、具体的なかたちで幾つかの画像表現の独自性を確かめてゆくとともに、文書と造形上の神話表現の違いについて簡潔にまとめた配布資料を配り、丁寧に説明し、検討してゆく。
アジアとヨーロッパの接点
【授業テーマ】 東西両世界の接点上に位置しながら、独自な文明を築いていた東方キリスト教国家(ビザンティン帝国)の宗教美術を歴史的に易しく辿るとともに、アジアとヨーロッパの交錯する造形世界として読み解いてゆく。
【後期授業計画】 スライド・ヴィデオで東方キリスト教文化の歴史を辿りながら、特にその宗教美術に焦点を合わせ、具体的なかたちで幾つかの画像表現の独自性(偶像崇拝禁止との係りなど)を確かめてゆくとともに、簡潔にまとめた配布資料を配り、丁寧に説明し、検討してゆく。
芸術の歴史と文化
【授業テーマ】 芸術の歴史と文化を特定の地域と時代に焦点を当て、紹介と問題点を明らかにしてゆく。この授業では特に西洋の近・現代の造形イメージに焦点をあわせながら、ヨーロッパの文化的な動向を読み解いてゆく。
【後期授業計画】 スライド・ヴィデオで西洋の近・現代の造形イメージの具体的な姿を見て確認した上で、簡潔にまとめた配布資料を参照しながら、ヨーロッパの歴史と文化を丁寧に説明してゆく。
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