神話に興味があるという学生は多い。そしてファンタジーに興味があるという学生も同じように多い。両者はどんな関係にあるのだろう。
日本神話のアマテラスやギリシア神話のゼウス、そして北欧神話のオーディンなど、どのような姿でそんな能力をもち、どんな分野を守護しているかといった点について、知識として理解することはできる。しかし、これらの神々を身近に感じられるかといえば、むずかしい。その世界はあまりに私たちから遠く隔てられている。私たちが参加できると感じるのはファンタジーの世界である。
小人が超人的な呪文や武器の力を借りつつ、怪物や巨人族と戦いつつ、死の世界から凱旋してくるとき、私たちは小人族に自らを重ね、その世界を生きることができる。神話が歴史の長い流れのなかで、生きている私たちとあまりにかけ離れた世界となってしまったとき、私たちは新しい神話としてのファンタジーを作り上げたのではないだろうか。ファンタジーこそ現代の神話といえよう。
COMMENTS
神々の黄昏は誤訳ですよ
いいですねぇ~
神話。
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